小論文を書く手順

今日は、センター試験ですね。あいにく広島市内は大雪にならずに無事に試験が行われ良かったです。

明日もこのような天気で無事に過ごせれば、受験生の皆さんは実力を出し切れますね。皆さん、頑張って下さい!

センター試験が終わると一般入試や一部の大学ではAO入試が残っています。

軽く小論のアドバイスを書きますので、参考にして下さい。

第一部 問題提起

全体の10%前後。ここで、問題点を整理して、イエス・ノーを尋ねる問題提起をする。

たとえば、「携帯電話の流行について」という課題がでたら、「携帯電話が流行しているが、それは好ましいことか」などの問題提起にする。

課題文のある問題の場合は、課題文の主張をまとめて、「課題文の筆者は・・・・・と主張しているが、それは正しいか」などの形にする。

第二部 意見提示

イエス・ノーのどちらかの立場なのかをはっきりさせる部分。全体の30%前後。

ここは、[確かに]のあとに、反対意見についての目配りを書いた後に、「しかし」と切り返して、自分の意見を書くという形をとると上手くいく。

たとえば、「携帯電話の流行は好ましいか」という問題提起をして、[好ましい]という方向で書きたい場合は、「確かに携帯電話の流行には、好ましくない面もある。たとえば、・・・・・。しかし、好ましい」というようにする。

こうすることで、視野の広さをアピールすると同時に、字数かせぎをするわけだ。

ただし、ここで書きすぎてしまうと、次の展開部で書くことがなくなってしまうので、ここでは、自分の説と反対の意見を示すことに力を入れて、展開部で書くことを予告するくらいでやめておくのが上手い手だ。

第三部 展開

小論のクライマックス。全体の40%くらい。

第2部で示したイエス・ノーの立場を示したわけだから、ここでその理由を書く。

自分の体験などを例にとって、イエス・ノーの理由を書いても良い。また、イエスで答えたいときには、その対策を書くのでも良い。

第四部 結論

もう1度全体を整理して、イエスかノーかを確認する。全体の10%以下でいい。

努力目標や余韻を持たせるような締めの文などは不要。

以上が簡単な小論文の書き方です。参考にして下さい。

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